これがPCの音か!?USBスピーカーで本格的なオーディオの音を聴いてみよう

新しいオーディオの波

 

中高年の人で、以前はいわゆる「いい音」にこだわっていたオーディオマニアだとという人がたくさんいたと思います。ステレオセットは高価でしたから、応接間のメインに置いていたものでした。

 

真空管アンプをわざと使っていたり、スピーカーの下に振動を防ぐコンクリートブロックを置いたりもしていました。高価なケーブルもかなり使用されていました。こうしたアナログのレコード時代では、いい音で聞きたいという要望が結構ありました。

 

それが、手軽に音楽が楽しめる機器が登場し、アナログレコードからCDへ変わり、更にiPodなどのデジタルオーディオの時代になりました。こうして次第にいい音で聞くことへの関心も薄くなってしまったようです。

 

住環境の変化も影響して、以前のように大きな音をスピーカーから出せなくなったこともあります。そして小型のヘッドフォンです。CD、iPodなどのデジタル音源を小型のヘッドフォンで聴くスタイルです。安価でもそれなりにいい音を手軽に楽しめますから、これで十分だと思う人が増えても仕方がないことです。

 

ところが全員がそんなレベルでいいと考えているわけではありません。最近、音楽マニアの間で「ハイレゾ音源」についての話題が盛んに出てきています。「ハイレゾ音源」はスタジオ録音の状態に近い高音質データです。それが音楽のデジタル化が進むにつれて、一般でも利用できるようになってきたのです。

 

従来のCDデータでは、元々アナログだった高質な音源を44.1kHzの周波数、16bitのレベルにデジタル化をしたものです。ただし、データ量を適切化するために、超高音や超低音はカットされているのです。そうした欠点をフォローするのが「ハイレゾ音源」というデジタルデータなのです。

 


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