やや高価格なハイレゾ機器
次はやや高価な上位機種です。クリプトン(KRIPTON)のKS-3HQM「HQMデジタル・オーディオシステム ハイレゾ対応」はオープンプライスですが、ヨドバシカメラでは¥88,050(税込)で販売されています。
これは、PCスピーカーの枠を越えたレベルのハイレゾ完全対応の新世代デジタル・オーディオシステムとなっています。スピーカーだけではありませんから、むしろお買い得かもしれません。
まったく新しい概念のシステムで、小さなボディですが、その中に秘められた、25W+25Wのハイパワーと192kHz/24bitのきめ細やかな音質特徴です。もともと一般的なDAC内蔵アクティブスピーカーでは、デジタル音源をDACでアナログ変換して、アナログアンプで音声を増幅するのですが、KS-3HQMでは、ピュア・デジタルアンプを搭載しており、デジタルサウンドをダイレクトに増幅するDDC回路が採用されています。そのため、音の鮮度は極限まで伝送でき、原音をかなり忠実に再生するのです。
スピーカーユニットは、定評あるデンマークのティンファニー社製6.35cmが採用されています。ソニー(SONY)のSRS-X9 C「ワイヤレススピーカー・Bluetooth Wi-Fi ハイレゾ音源対応」もオープンプライスですが、ヨドバシカメラでは56,530(税込)で販売されています。
フレームに納められた各面はガラス、メタルなどのインテリアマテリアルとハーモナイズできるように考慮され、かなりおしゃれな雰囲気です。1BOXのコンパクトな筺体ですが、ハイレゾ対応トゥイーター&サブウーファー、デュアル・パッシブラジエーターなど搭載した高度な7ユニットスピーカーシステムです。
各ユニットをそれぞれの高性能フルデジタルアンプで駆動させる構造なので、実用最大出力は何と154Wというパワフルさで、しかも繊細なサウンドを実現しています。
ビクター(Victor)のハイレゾ音源対応iPod/USB搭載ミニコンポ・JVC EX-N50も高性能です。192kHz/24bit対応の高音質デジタルアンプ「DEUS」を搭載し、ハイレゾ音源のきめ細やかなニュアンスを的確に表現してくれます。